カジュアル・ファッションって何?その特徴を紹介します。

雑誌やメディアの様々な場面で使われるカジュアル、またはカジュアル・ファッションという言葉。
皆さんも一度は聞いたことがあるはずです。
ファッションにおいては基本的な服装とされていますがどんな特徴を指すのか意外に知らない方が多いんです。
そこで今回はカジュアル・ファッションの特徴や派生について解説していきます。

・カジュアル・ファッションの特徴

カジュアル・ファッションとは日常的なコーデを指す言葉で
カジュアルは日常、又は、くだけたという意味合いを含んでいます。
同ファッションの特徴はずばり動きやすいことと通気性などが優れていること、
言ってしまえば生活しやすい服装ということになります。

そのためTシャツ、デニムジーンズ、シューズなどの単純な組み合わせでもカジュアル・ファッションと言えます。
幅広い範囲を指す言葉でもあるので、イギリス・カジュアル、イタリアン・カジュアル、
アメリカン・カジュアルなど多数の派生系や方向性が生まれています。
日本では渋谷カジュアル、通称”渋カジ”としてアメリカ由来のアイテムや
ブランド物から作られるカジュアル・スタイルの流行もありました。

カジュアルはあくまでも街遊びや外出時のスタイルなので
あまりにくだけすぎたりすると、だらしない印象になってしまうのが注意しておきたいポイント。
どこまでが部屋着か、どこからがカジュアル・ファッションなのかよく考えてコーデをしましょう。

またカジュアル・ファッションの反対方向の言葉にドレススタイルがあります、
こちらはスーツ、もしくはそれと同等の品格を求めるという性質が特徴的です。
このドレススタイルの際も一部カジュアルアイテムを扱いその印象の堅さを和らげたりします。
こうしたようにカジュアル・ファッションはどのファッション、どのスタイルにも多少組み込んであることが多いです。

近年の流行としては、カジュアルではないもの(アウトドア、サーフなどの非日常系)や仕事着、作業服を
カジュアル・ファッションとして扱ったりなど解釈や考え方を今までと変えたスタイルが登場しています。
・カジュアルファッションの派生

前項で多少触れましたがカジュアルファッションの派生はかなり多くそれぞれ特色も違います。
いくつか簡単にまとめてみましたのでコーデの参考にしてみてください。
アメカジ:アメリカン・カジュアルの略。アメリカの若者や大衆に受け入れられたものを指すため
使用されるアイテムもアメリカ文化に合いやすいものが多い。ストリート系、パンク、ヒップホップにも派生。

サーフ系:アメリカ西海岸の文化を表したとされるスタイル。名前の通りサーファーの格好がルーツ。
陸サーファーと称されるスタイルだけを真似た人達から広まった経緯があるのでカジュアル・ファッションに分類。
スウェットパンツ、ハーフパンツ、発色の良いTシャツなど、空や海に映える爽やかなアイテムを使うのが特徴。
渋カジ:渋谷カジュアルの略。アメカジの流行アイテムやブランドアイテムを扱ったスタイル。
そのため使用されるアイテムはスタジャン、デニム、パイロットコートなど。

キレカジ:キレイめカジュアルの略、またはそのような方向性。金ボタンやジャケット類などを扱うので
品格、格式が高めなのが特徴。渋カジと一部被る部分も。

イタリアン・カジュアル:品格、大人っぽさを感じさせるスタイル。ブランド物、オーダーメイド品なども日常的に扱う。
イギリス・カジュアルと同様にスーツ系アイテムをカジュアルシーンに使うのがポイント。

イギリス・カジュアル:チェック柄など模様を効果的に使うのが特徴。ベストなどで重ね着をすることも多い。
全体的にパリッとした印象を持つスタイル。ブレザーやスーツ系アイテムを使ったスタイルはトラッドとも言う。

メンズスタイルで人気のワーク・スタイルって何?その特徴を紹介します。

メンズのコーデで名前が挙がりやすいとされるワーク・スタイル、皆さんも雑誌やメディアでその名称を
見たことがあるはずです。
しかし、具体的にどういった特徴のスタイルなのかわからない、もしくは知らないという方、意外に見かけます。
そこで今回はワーク・スタイルの特徴や使用するアイテムについて紹介していきます。

・ワーク・スタイルの特徴

ワーク・スタイルの特徴としてまず挙げられるのは、
そのワークアイテムの性質から生まれる野暮ったさやある程度の脱力感です。
格好自体はアメリカの農夫や肉体労働者をイメージすれば良いでしょう。
どちらかというとゆとりがありなおかつ、タフな作りであるアイテムが
扱われます。
具体的にはカーゴパンツ、オーバーオール、ジーンズがそれに当てはまりやすいです。

特にデニムジーンズは労働者のアイテムから現在のような一般層の衣類になった経緯があるので
ワーク・スタイルを体現しているアイテムと言っても過言ではないです。
デニム生地によるタフな作りで動きやすいことから同スタイルに愛用されることが
非常に多いです。

またトップスにおいてはカスレ、汚れ、皺がある古着やそれらがデザインとして成り立っているものを用いたりするなど
多少のヴィンテージ要素も求められます。この要素は男性的でありながら品格を求める
ドレススタイルとは真逆とも言えるかもしれません。

こうしたアイテム選びをすれば本来の意味でのワーク・スタイルは出来上がります。
しかしそのままのスタイルだと野暮ったさや男臭さが現代のカジュアルシーンに合わない事も多いです。
そのため現代風に合うように工夫することが同スタイルにとって大切なことと言えます。

ワーク・スタイルを現代のカジュアルシーンに合いやすくするための工夫としては、
あえて知的なイメージや品格をもたらす効果のあるチノパンを選んだり
同じくタフでなおかつお洒落な物も存在する、アウトドアアイテムを選んでみたりすること。
他スタイルとの方向性を混ぜたコーデが近年でのトレンドです。

また、ブランド物にして皺やプリントのカスレなどの味を際立たせたり
高級感を持たせたりするのもオススメです。
この方法ならば本来のワーク・スタイルに近い形を維持しつつ、お洒落にすることができます。
ワーク・スタイルのワークの意味合いがブルーカラーを指すものから現在では
ホワイトカラーを含んで指すことに変化しているように、同スタイルの定義もまた時代によって
変化してきているといえます。

・ワーク・スタイルコーデで扱いやすいアイテム

ワーク・スタイルのコーデで扱いやすいアイテムとしては前項で名前を出したカーゴパンツなどに加え
ワークシャツや膨らみのあるボトムス、ザックなどアウトドア靴類、ニット帽、革ベルト、スタジャンなどがオススメです。
同スタイル特有の野暮ったさを出すには膨らみを感じられる生地や性質のアイテムを用いればよいでしょう。

生地選びの醍醐味があるスタイルでもあるので、デニム地に限らず様々な質感のアイテムを取りいれても
楽しいですね。ただし、ある程度統一性や関連性を持たせたコーデが望ましいです。
ブランド物ならばブランド物、ヴィンテージならそれに関連があるもの、などまとまりが感じられる
構築にしてください。

しかし注意しておきたいのは前項でも触れましたが地味過ぎたり、野暮ったすぎては
現代ファッション的に良くありません。
あくまでも自身を魅力的に見せるためにスタイルを採用しているわけですからね。
こうしたことを防ぐためにも適度な脱力感のラインを見極めてアイテム選びをすることが重要になります。

ヴィンテージ・スタイルって何?その特徴を紹介します。

ヴィンテージ・スタイルという名前、皆さんも雑誌などで見かけたことがあるはず。
しかし、どういったアイテムを扱うスタイルなのか知らない方も居るでしょう。
そこで今回はヴィンテージ・スタイルの特徴や使用するアイテムについて解説していきます。
・ヴィンテージ・スタイルの特徴

ヴィンテージ・スタイルとは年期の経過による独特の味わいや存在感を放つアイテムを
取り入れたスタイルの事を指します。
同スタイルで特徴的なのは、カスレ、汚れ、色落ちなどを個性として扱うこと。
本来なら敬遠されてしまう上記の要素もヴィンテージ・スタイルならばしっかり持ち味として活かされるのです。

この場合のアイテムの扱いで代表的なのはやはりデニム・ジーンズが挙げられるでしょう。
長期に渡る使用やそうした加工がしてあるデニム・ジーンズは皺や色落ちが表情とも称され
その複雑な味わいや個性の魅力はヴィンテージ・ジーンズ収集家が存在するまでにもなっています。
タフな作りのデニムでしか、出せない効果もありますので、ヴィンテージ・スタイルを考えるならば
まずデニムアイテムから決めておきたい所です。

また、ヴィンテージ・スタイルを考える時に重要なのがあくまでもファッションの個性、または魅力としての破れや
こすれを扱うということ。ただ破れただけ、ただ擦れただけというのは同スタイルでは相応しくありません。
生地がある程度しっかりしていて、単純な汚れに見えないようなものであることが
アイテム選びの条件と言えるでしょう。
ヴィンテージという言葉には熟成や熟年、年期のあるといった意味合いが含まれており
同じ言葉が用いられるワインのように熟成した魅力を出さなくてはいけません。

加えてヴィンテージ・スタイルの解釈次第ではある年代に流行ったデザインや またはその流行自体を指すこともあります。
そのため、現代のファッションとしては浮いてしまうこともありますが、あえて扱うのもまた醍醐味です。
こういった理由から古着もよくコーデに取り入れられたりします。
・ヴィンテージ・スタイルコーデで扱いやすいアイテム

ヴィンテージ・スタイルで扱いやすいアイテムとしては
ジーンズなどデニムアイテム、ベルト、Tシャツ、傷や皺がある古着類などが
挙げられます。
前項で紹介したヴィンテージアイテムに加えて、アメリカ文化をイメージしやすいものを合わせるのがオススメです。
特にポップ・カルチャーをモチーフにしたプリントTシャツなどはトップスにぴったりですよ。

コーデの注意点としてはヴィンテージ独特の味わい同士がぶつからないように全体のバランスを整えて
スタイルを作ること。生地ごとの強弱をつけたファッションにしたりどこをコーデの重点にするかを
考えたスタイルが望ましいです。
また色落ちなどが引き立つようにカラーバランスも考えておきたい所ですね。
年期が違うアイテムをそれぞれ選んでみて発色を際立たせても良いでしょう。

持ち歩く小物、ベルトなども服装にあった味わい深いものを選べばより統一感が出ます。
同スタイルはどちらかというと少し年を取った30代から40代、所謂シブ目の大人がメイン層と言えますが
若年層も工夫次第では十分実用的です。
その場合は年齢に合わせてコーデの印象の重さ、軽さを調整するのが重要といえます。

ヴィンテージアイテムは管理や洗い方が特殊ですが、その分コーデでは非常に個性的な魅力を放ってくれます。
特にその年期のある傷、かすれからは他で出せない風格や存在感を感じることが出来るでしょう。
是非この機会に同アイテムを自身のファッションに取り入れてヴィンテージ・スタイルを構築してみては如何でしょうか。

アメリカン・トラディショナルスタイルって何?その特徴を紹介します。

メンズコーデのスタイルで良く名前を見かけるアメリカン・トラディショナルスタイル、通称”トラッド”
どんなスタイルなのか、わからないという方結構見かけます。
実は意外に日本とも関わりがあるスタイルなんですよ。
今回はそんなアメリカン・トラディショナルとはどんなスタイルを指すのか紹介していきます。
・アメリカン・トラディショナルスタイルの特徴

アメリカン・トラディショナルとはアメリカのアイビールックなどを含めた伝統的なスタイルの総称の事です。
特徴としては3つボタン式のブレザーやダウンシャツ、それに合うボトムスなど、
一昔前のアメリカの大学生の服装をイメージしてあること。
またタータンチェックなどチェック柄や模様を用いて目を惹かせる点を作るのもポイントです。
伝統の中にこうした面白さがあるのは実にアメリカのスタイルらしいと言えます。

諸説ありますがブリティッシュ・トラッド(ブリトラ)に影響を与えたともされており
日本では二つまとめて「トラッド」として指すことも多いです。
そのため、この二つが同じものと捉えている人も少なくありません。

確かにこのトラッド系統は自身が上流の生まれである、格式高いということを表すファッションという点では同じです。
しかし、アメリカン・トラディショナルはその堅いイメージから鎧とも称されるブリティッシュよりも
お洒落さやカジュアルさに重視しているのがポイントです。

またこのアメリカン・トラディショナルスタイルは日本でも流行になり「みゆき族」「ハマトラ」そして現在の「渋カジ」
に繋がる流れを生み出しました。
ブレザーや制服という点は日本では親しみやすい文化であり加えて階級社会のない日本においては
その上流志向は斬新であったともいえます。
加えて、当時は欧米ブームなどもありましたから、その影響により人気に火がついたのかもしれませんね。

現代の服装としては、やや格式高い印象を受けるアメリカン・トラディショナルですがルーツとなったアメリカ現地では
古き良き時代を思い出す伝統として定期的な流行が起きています。

・アメリカン・トラディショナルスタイルのコーデをする時に扱われやすいアイテム

アメリカン・トラディショナルのコーデで扱いやすいアイテムとしてはブレザー、ネクタイ、シャツ、チノパン、チェック柄のアイテム
などが挙げられます 。もし堅苦しさが感じられるようであればパンツ部分の選び方を変えるだけで簡単にカジュアル寄りにできますよ。
ネクタイも場合によって外してしまっても構わないでしょう。

工夫のポイントはやはり色合いでしょう、カジュアルシーンでのスタイルとして採用するならば
多少ゆるいカラーリングにした方が見映えが良いです。
あまり派手すぎない系統の色使いならばその格式の高さも失われません。
またシャツ、ネクタイの模様にも気を使ってもいいかもしれませんね。

前項で紹介したブリトラとは細部のこだわりが違いますが方向性は同じなので
スタイルを混ぜあわせる着こなしもできます。
その場合はイギリス特有の柄、模様を取り入れるとより西洋風なスタイルになりますよ。

同スタイルの注意点としてはできるだけルーツから逸脱しないようにだらしなくないコーデを意識すること。

その伝統として残り続けている品格を損なわないようにするのが最も重要と言えます。

以上アメリカン・トラディショナルについてまとめてみましたが如何でしたでしょうか。
カジュアルなのに品格を求めるという特殊なスタイルですが、その愛され続ける魅力は
現代のスタイルに引けを取りません。
機会があったら是非同スタイルをコーデの中に取り入れてみてくださいね。

ストリートスタイルって何?その特徴を紹介します。

コーデのスタイルでよく名前が挙がる、ストリートスタイル。
皆さんもその名称を一度は聞いたことがあるはずです。
しかし、どんなスタイルなのか、どんなアイテムを使ったらいいのかわからないという方、結構見かけます。
そこで今回はそんなストリートスタイルの特徴などを解説していきます、是非コーデの参考にしてみてくださいね。
・ストリートスタイルの特徴

ストリートスタイルの特徴としては様々な文化を含んでいるデザイン、またはファッションで
あることが挙げられます。
このスタイルが成り立った経緯としてはアメリカなどに住む多数の人種が自身を表すものとして
ファッションに自国文化や流行を取り入れたことがきっかけになっています。
いつしかそれは自国、他国に限られることがなくカルチャーそのものを含むスタイルとして
認識されストリートスタイルとしてカテゴリ化されました。
そのため実は特に決まった衣類やアイテムなどは存在しません。あえて言うならばアメリカ文化を意識しやすい
帽子類やスポーツ選手の背番号つきのTシャツなどヒップホップ、レゲエ系に似たアイテムがストリートさを感じさせやすいです。

現代のストリート系では若者たちでブームになった現象やイベントなどサブカルチャー的な要素を含むアイテムも扱われています。

また、同スタイルにはあまり決まった枠組みがない分、プリントがアートだったり
異国文化だったり多様なので、それに即したコーデが良いとされます。
こうした理由から日本でもアメリカでもストリートスタイル自体に大きな違いは特にありません。

本来の定義的には元になったアメリカ文化特有の、ストリートさを指す場合がありますが
現代的にはカルチャー要素が含んだファッションであれば良いので、ある意味万国共通のスタイルでもあります。
近年ではデザイナーが自らのコレクションにストリートファッションを入れたりするなど一つのスタイル、
一つの方向性として見られるようになってきています。

・ストリートスタイルのコーデで扱われるアイテム

このスタイルによく使われるアイテムとしてはプリントTシャツ、ジーンズ、キャップ、シューズ、
バンダナ、スタジャンなどが挙げられます。

基本的には軽快なスタイルとしてコーデを組むのが一般的です、
ハーフパンツなど足首が見えるものは軽さを一段階上に演出するので特にオススメできます。
前述したように様々な文化の体現でもあるので一部のファッションスタイルと被っている部分も存在します、
ですのでスタイルの境界線が曖昧な分自身の好みに沿いやすいと言えます。
ストリートスタイルの工夫としては同系統から派生した日本のストリート系、ハウス、ヒップホップ系などや
パンク・ロック系の要素を取り入れてテーマを持たせるのが良いでしょう。
方向性が決まるだけでだいぶコーデの輪郭がしっかりして見映えも良くなります。
音楽系が合いやすいのはルーツであるスタイルに黒人文化のレゲエなどが息づいているからだとも考えられます。

またシューズ類も衣類ブランドと合わせて使うなどの工夫をすればより一体感も出るでしょう。
・ストリートスタイルコーデをする時の注意点

同スタイルを構築する上で注意したいのは若さ、活発さ、陽気さ、あるいは軽快さを重視すること。
組み込むデザインやカルチャー、サブカルチャーによってはファッションに重たさを感じさせてしまうため
気をつけなければいけません。こうしたことからストリートファッションでのテーマ性はとても重要なんです。

また、アイテムの生地にも気をつけてください。
厚手のトップス、長めのデニム類、毛皮類などは同じく重たい印象を出してしまいがちで
ストリート系のスタイルには合いにくいです。ニット生地は帽子ならばまだ軽いのですが、
トップスボトムスになると動きにくそうなイメージも付与されます。

季節に対するコーデの工夫をする時は軽装気味でなおかつボディラインが出やすいものから
アイテムを選ぶべきでしょう。